益子町について

広々と澄んだ空が広がり、田園から低く美しい山並みへと連なる農村丘陵。春は桜、夏はひまわり、秋は紅葉、冬は霜や雪など日本の四季を感じることができ、東京から北東へ約100km。

東京の高層ビル群をぬけ、広大な関東平野から徐々に農村丘陵地帯へと景色を変える高速バスを利用すれば、片道約2時間30分でゆったりとした時間を感じさせるこの町に到着します。

東京から遠くなく自然環境に恵まれた益子では、その風土を生かした窯業や農業が営まれてきました。

自然と調和した自由で豊かな暮らしがここにはあります。

益子焼・民芸・手仕事について

江戸時代の末期、1853年に「大塚啓三郎」氏が、根古屋(益子町益子)に窯を築き、陶業を始めたのが益子焼の始まりとされています。

当初は主に鉢、水がめ、土瓶といった日用品の産地として発展しました。

1924年に濱田庄司(後に人間国宝)が移住し、柳宗悦らと共に民芸運動を進めると、益子焼は日用品の中に美しさを見いだす「用の美」という価値を持つようになりました。

民芸運動の拠点として大正時代から内外の陶芸家たちを受け入れてきただけあって、他を受入れる自由な風土もあり、現在では窯元が約250・陶器店が約50の他に、約200年の歴史がある日下田藍染工房や木工、鉄工、竹細工、ガラス細工、瓢箪ランプ等の手仕事作家が暮らしており、様々な手作り体験をすることが出来ます。

また毎年、5月上旬と11月上旬には陶器市が開催され、益子在住の作家だけでなく全国各地から集る陶芸をはじめとした多種多様な作品が楽しめます。

農村について

益子は気候的に温暖な地域と寒冷な地域との境目にあると言われ年間通して多くの農作物が育てられています。

お米・麦・そばなどの穀物、いちご・ぶどう・りんご・梨・柿・ブルーベリー・メロンなどの果物、春にはふき・せり・うど・タラの芽などの山菜類、秋にはキノコ類など様々な作物が育てられ、その時期ならではの農村風景や収穫体験を楽しむことができます。

食について

ファーストフード店やチェーン店が存在しない益子町には、森の中にたたずむ隠れ家的なカフェやパン屋さん、益子産そば粉を使ったそば屋さんなど 町内には約70軒の和洋中様々な飲食店が点在しており、益子ならではの食を楽しむことが出来ます。

また、創業120年の手作り味噌店や酒造店、和菓子店など昔ながらの製法を今に受け継ぐ老舗が存在します。

益子町には、西明寺三重塔(1543年建立)や楼門(1492年建立)など中世に建立された7つの国指定重要文化財のほか、中世の城跡など、数多くの貴重な有形文化財があります。

また、各集落には神楽、獅子舞などの民俗芸能やお祭りで使用する彫刻屋台など有形・無形の民俗文化財も数多く継承されています。

気候について

年間平均気温14.5℃ 最高気温38.0℃ 最低気温-6.8℃ 年間総降水量1284.5ミリメートル(平成27年1~12月)春と秋や過ごしやすい気候です。

夏は雷の発生が比較的多く、冬の朝は寒さが厳しく、1日の最高と最低の気温の差が大きいく乾燥した空っ風(からっかぜ)が吹くのが特徴です。

雪は年に数回程度降ります。